【剣盾S3使用構築】トゲとドリルと白魔獣【最終607位】
【並び】
【構築経緯】
s2に流行したトリルミミッキュ+ウオノラゴンの並びをメタるため、ドヒドイデ+ナットレイを受け駒として採用。
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現環境におけるダイマックスエース筆頭のトゲキッスに対して後投げが限りなく安定するチョッキすなかきドリュウズを採用。s2で大流行したカビゴンに対するメタ、数多の物理アタッカーと殴り合える鬼火祟り目+まとわりつくドラパルトを採用。
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サザンドラの一貫を切り、低速パーティに対して雑な崩しを狙える眼鏡トゲキッス、初手出しから蜻蛉帰りで偵察ができ、相手の初手スカーフ枠(サザンドラ、ヒヒダルマ等)を出落ちさせられる可能性があるスカーフエースバーンを採用して構築が完成した。
【個体紹介】
・ドヒドイデ@くろいヘドロ
性格 穏やか 特性 さいせいりょく
技→ 熱湯 どくどく トーチカ 自己再生
157(252)-×-173(4)-73-213(+252)-55
s1に引き続き、ドラパルトやロトムに対して合法的に居座り毒をばら撒くためHD特化で採用した構築の軸。ナットレイとの受けの相性補完に優れ、受け回して毒+やどりぎで削りを入れてダイマックスポケモンの一貫を作るのが基本的な動きとなる。
技構成は個人的にこれで完結だと思っていて、確定枠である熱湯+自己再生に加え、メインウェポン()のどくどくとダイマターン枯らしに重宝するトーチカは必須であると感じた。
有利対面で毒を撒くだけで勝てる試合もある一方、ラム身代わりロトムや眠る渦潮ラプラスなど、s1の頃よりメタが厳しくなった印象を受けた。
・ナットレイ@たべのこし
性格 呑気 特性 てつのトゲ
技→ ジャイロボール ボディプレス 守る 寄生木の種
181(252)-114-198(+228)-×-140(28)-22(最遅)
トリルミミッキュ+ウオノラゴンやカバギャラ、ドリル以外のドリュウズに強めな受け駒。有利対面でやどりぎを撒き、相手に嫌がらせをするのがお仕事。
技構成はやどりぎは確定、タイプ一致で鈍足を生かせるジャイロボール、ドリュへの遂行速度を早めるボディプレス、やどりぎと相性が良くダイマターン枯らしにも使える守るとした。守るの枠はサイクル戦を有利にするステルスロックに変更するのも一考だが、珠ギャラドスと殴り合う際、削れたナットレイをとびはねるで突破しようとする相手が多く、守るでその動きを咎められることが多かったため変更は見送った。
性格 意地っぱり 特性 すなかき
197()-176(+36)-81(4)-×-117(252)-124(124)
受け駒で厳しい対トゲキッス最終兵器として採用。環境にいるトゲキッスに対して、交代読みダイバーンや眼鏡だいもんじを撃たれない限りは後投げが安定するのに加え、わるだくみ→ダイバーンを余裕で耐えてからダイロックで切り返すことができる。
目論見通りトゲキッスに対する性能は群を抜いていたが、トゲキッス入りの構築にカバギャラや水ロトムが同居していることが増え、動きにくい印象を持つことも多々あった。
・ドラパルト@オボンのみ
性格 図太い 特性 すりぬけ
技→ 祟り目 まとわりつく 鬼火 呪い
194(244)-×-134(+212)-121(4)-96(4)-168(44)
s2で流行したカビゴンに対して明確に強い枠。初手に出てきやすいオーロンゲやカバルドンにも鬼火からまとわりつくでキャッチしてかき乱すことができる。
鬼火や呪いからダイマックスエースを通す動きをすることも多かったが、エースが積み技を持たないためシナジーが微妙になってしまったのが反省点。ただこのポケモンは本当に器用で採用し得であると感じたため、今後もいろいろな型を試していきたい。
・トゲキッス@こだわりメガネ
性格 控えめ 特性 てんのめぐみ
技→ エアスラ マジシャ かえんほうしゃ 草結び
183(180)-×-116(4)-187(+236)-136(4)-111(84)
上記4体で厳しいサザンドラの一貫を切りつつ、低速気味の構築に対してエアスラ連打で崩しを狙える型で採用。初手カバルドンを草結びで葬ったり、サザンドラやドラパルトに火炎放射を撃って裏のドリュウズを燃やしたりした。
このポケモンを採用することで相手のキッス対策枠を明確に誘導できるため、相手の選出を当てられることが増えた印象。ダイジェットポケモンは入れ得(確信)。
・エースバーン@こだわりスカーフ
性格 意地っぱり 特性 もうか
技→ 火炎ボール 跳び膝蹴り エレキボール 蜻蛉返り
157(12)-184(+252)-97(12)-×-96(4)-168(228)
初手の偵察要員で、ナットレイとの相性に優れる補完枠。
技構成は初手スカーフサザンやスカーフダルマと対峙した際に撃つ火炎ボールと跳び膝蹴り、偵察に便利な蜻蛉返りまでは確定。最後の枠は採用当初補助技を採用していたが、こだわり読みで起点にしてくるギャラを咎めるためにエレキボールを採用した。(このポケモン自体の選出率が低かったため想定通りの動きはできなかった)
【よくある選出】
・vsカバギャラ→キッス+ナット+ドヒドorドリュ
初手カバルドンをキッスの草結びで倒し、死に出しされてくるギャラドスをナットで迎え撃つのが理想。相手の構築にカバルドンがいる場合8割方初手に出されていたため、このムーブはかなり決まった。
・vsカビミミガルド→ドラパ+ドヒド+ドリュ
初手ガルドの場合はドヒドイデにバック、カビゴンはドラパルトでまとわりつくでキャッチして裏のドリュウズを通す。
その他意識するのは相手の構築にトゲキッスがいたらドリュウズの選出は確定、ギャラドスがいたらナットレイは確定、選出に困ったらドヒドイデ+ナットレイにドリュウズかトゲキッスを添える...などなど。
【重い相手】
・身代わりドラパルト
→相手もドヒドイデを倒せないけどこっちも倒せないから時間的にも厳しい。
・身代わりわるだくみ+ラム持ちロトム
→毒入れて安心してたらいつの間にか試合終わってる。
・ラプラス
→低速パーティの宿命。最終日、毒入れてガッツポーズしてたら渦潮+眠る持ちで永眠を決意。
【結果】
TN:あっとぅー
最終日 最高514位/最終607位
【終わりに】
最終日桁達成は1つの目標だったため素直に嬉しいです。
これからも好きなサイクル戦をベースにランクマッチを楽しんでいきたいと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。